2017年7月25日火曜日

イギリス難病の赤ちゃん治療断念のニュース

 以前から報道されていたニュースです。欧州は「人権・人権」と言っているイメージで、こういう場合(治る見込みのない難病・末期症状)も、延命措置は取られ続けるのかと思っていました。裁判で延命措置を争うとか転院が自由にできない(表に出ない事情があるのか法律なのかな??)とかにはビックリ。病院側が尊厳死を求めて、両親側がアメリカでの治療(人では実績のない治療。一か八かみたいな??)のため転院の許可を求めて…の裁判。うわー、微妙な裁判です。日本なら寄付を募ってアメリカでしょうね。病院に止める権限はありませんから。

 どちらが正しいのかは分かりません。私自身はいざという時は尊厳死を希望します。父の時も「あと半年です。その時延命措置しますか?」(こういう内容。もっと柔らかくおっしゃいました) と言われたときも「しません」と言いました。正直金銭的にも体力的にも私自身の人生においても追い込まれるのは目に見えていましたから。はい、自己中です。
 でも赤ちゃんを目の前にした両親に決断は厳しい!!失敗のリスクがあろうと、希望を繋ぎたいという気持ちは分かります。病院側の言いたい事も理解できます。今回は断念という事で落ち着きました。複雑ですね。

 何が言いたいかというと、欧州における人権ってよくわからないなーということで。