2017年5月4日木曜日

賃貸アパート経営の話

 お隣さんのドアの前に日通のロゴの段ボール箱が。そうか、やはり引っ越しですか。奇声以外は問題の無いお隣さんだったので残念です。賃貸は隣接する部屋の住人によって、環境が変わります。次にどんな人が引っ越してくるのかな…。ただ、2階はよくわからないのですが、一階は空き部屋が多くなっています。今住んでいるアパートは古い、風呂と洗面所が一緒の間取りなので嫌がる人は多いでしょう。賃貸アパートが多い地域なので、管理会社も大家さんも競争で大変。

 で、新聞で拾った話です。財産家の人(大家さん)がレオ○レス(←新聞に名前出ていたので)=管理会社と契約してアパートを建てました。サブリース契約というのだそうです。この大家さんは10年間賃貸不変、その後2年毎に改定という契約でした。その時担当者から「30年間賃料は減額になりませんよ」みたいな事を囁かれたそうです。…口約束です。これ、投資関係で問題になりましたね。その6年後、経営悪化で賃料下げの要請、大家さんは仕方なく受け入れる。業績回復、大家さん賃料元に戻せ、レ○パレス嫌です。裁判←今ここ。

 教訓「口約束は契約ではない」

 記事を読んで「へーへーへー」だったのは、このサブリース契約は借家借地法が適用されて「管理会社=借り主」「大家=貸し主」となることです。どうしても借り主はそこに住んでいる人というイメージになってしまいますが、サブリース契約に於いては管理会社は借り主なのです。借家借地法は借り手に有利にできています。つまりレオパ○スは法によって保護されているのです。そして今回レオパレ○は借り主として賃料の減額請求権を持っているのです。

 ま、新聞の記事は大家さん側からの視点なので、 ○オパレス側の視点から見たら、また違うのかもしれません。レオ○レスは私の住んでいる地域にもたくさん建っています。以前住んでいる人に「冷暖房時間で止まるって本当?」聞いたら「本当」と言っていました。賃貸で冷暖房の時間制限とか怖過ぎ。私のような負け組が言う事ではありませんが「レ○パレスに住んだら負けかな」と思うのです。