2018年9月28日金曜日

歯医者でモルモットになった

 先日の歯医者の検診で小さい虫歯が見つかりました。今日はその治療のため歯医者さんへ行きました。

 まずは治療部分の掃除。そのあと先生が虫歯を削る。ここまで順調でした。そして削った部分に詰め物です。……1時間かかりました……

 私は治療中は目を閉じています。先生は削った後別の患者さんの所へ行って、歯科衛生士さんが後の処理をしていると思っていました。…二人分の声がする…。何度も何度も同じ事をやり直している…。先生は「小さい虫歯」と言っていたはず。この先生はそういう事ははっきり言うタイプ。酷い虫歯はやさしく、でもきっちり指摘する。なぜ小さい虫歯に時間掛かってるの??治療も削っている時も大して痛くない、時間は掛かっていないので詰め物なんてすぐ終わると思っていました。しかも二人、私の頭上でヒソヒソ声で話している。どうも一人が一人を指導しているっぽい。…しまった、新人の歯科衛生士に当たってしまった…。そういえば唾液の吸入器とか喉の奥まで突っ込んで、ゲッとなりそうだったな(さすがに苦しくて抗議した)。

 理解はしているのです。誰かが犠牲になって新人さんを育てないといけない事は…。でも、誰も自分がそれになりたいとは思っていないのです。あ・あ・あ…。
 全然痛くはなかったのですが、何度も何か治療をやり直しているようで、私は疲れ果てました。口を開け続けるのは苦悶です。やっと終わって目を開けたら、先生が歯科衛生士さんを指導していました。…歯科衛生士さん、ちょっと不器用っぽい。何度も唇に器具の先を突き刺してくれたし…。私の犠牲の上に、ちょっとは上達してくれるといいのですが…。