2019年7月14日日曜日

「グレイ・ガーデンズ」を観た

 「グレイ・ガーデンズ」という映画を観ました。内容は愛人をしている母親とその娘の話(兄弟もいる)。浪費と浮気で贅沢をさせてくれた愛人から見捨てられた母親。そんな母親の元で育てられた娘は女優を目指してニューヨークへ、既婚者と愛人関係になるが奥さんにバレそうになって捨てられる。元々依存心と執着心が強い母親の元に戻りスポイルされて共依存。お金も付き貧乏暮らし。それをドキュメンタリーにしようと乗り込むカメラマン達。

 映画としては素晴らしいものです。でも母娘が気持ち悪かった。←女優さん達が素晴らしいという褒め言葉でもあります。で、観ていて継母を思い出してしまって…。依存心の強い人だったから。そうしてしまったのは父ですが…。幸い私は逃げ出しましたが、一歩間違えたらこうなってしまっていたかも…。ゾッとしてしまいました。

 この母娘はドキュメンタリーで話題になり、金持ちの親戚から生活の援助を受ける事になって終わり。誰かに依存する事にためらいが無いというか、受けて当然みたいな、スーパー依存症。金持ちはジャクリーン・ケネディ・オナシス。話題になった事でジャクリーンが非難を受け援助みたいな。ジャクリーンに母娘の娘が「私があなただったかもしれないのに」とか何とか言ってたなー。観ている側は「ナイナイ」と言ってしまいそうな場面。万人にお勧めはできない映画ですが、依存に興味のある方はどうぞ。