2019年3月6日水曜日

犬のような瞳

 仕事中に声を掛けられました。男女二人連れ。年配の男性が「すみません。この子は知的障害なのですが、話したいと言っているので聞いてもらえませんか?」と聞いてきます。胸には「介護中」のバッチ。正直忙しかったのですが、店のイメージもあるので「はい」と答えました。

 女性はたぶん20歳前後。犬のような目をしています。物怖じせず、私を真っすぐ見て話しだしました。内容は…いろいろ飛ぶんですよね。マグロのたたきの話がケーキに変わり惣菜に変わりパンに変わりで取り留めない。ただ底辺に通っているのは「夕方の商品が少ない。美味しい物が食べたい」という事…だと思う。

 話して満足したようで、介護員の人は「ありがとうございました」と言って去っていきました。心の中で「何か買ってってね」と呟きましたww

 見た目は普通の女性…ちょっと幼い感じにみえました。あの犬のような瞳…危なっかしいな…という印象です。ニュースで知的障害者の女性へのいたずらとか聞きます。警戒心のなさは本当に危ない。周囲がしっかりしてみえるといいのですが。話は飛びまくっていましたが、一生懸命さと嫌な感じが全くなかったので、穏やかに生きていけるといいな…お互いに、と願いました。

 などとかっこつけながらも「なぜ私と話そうと思ったの?やはりピュアな♡を感じたのかしら??」などとも思っていたりしてww